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観光のVR活用事例

観光業や自治体などが観光VRを制作することで、実現できるポイントを3つ解説しています。集客や広告費に頭を抱えている企業・自治体は、以下のポイントを参考にしてVR制作を検討してみませんか。

観光のVRで実現できること

文化財の付加価値向上

観光業がVRコンテンツの制作で実現できることとしては、文化財の付加価値向上、文化財の魅力を伝えられる点が挙げられます。まだ知らない方や、知っているけれど訪れた経験がない方に対して、文化財の良い点をPRできます。

コロナ禍のような人足が減る状況においても、魅力を伝えられるため、旅行意欲を掻き立てられるでしょう。

新しい観光スタイルの提供

観光業の支援目的でVR制作を行う場合は、新しい観光スタイルを提供できるメリットが得られます。

従来の観光では気の向くままに現地を回る、あるいは観光雑誌や情報サイトで人気スポットを検索し定番の観光ルートを巡るというのが一般的でした。しかし、VRコンテンツを制作すれば現地のリアルな情報を発信でき、事前に予習をしたうえで現地を観光できます。より深い感動に繋がり、顧客体験を向上させられます。

新たな顧客開拓

観光業でVR制作を行うメリットとしては、新規顧客を開拓できる点が挙げられます。集客には広告を活用するのが一般的ですが、一度VR制作を行えばWebサイトやSNS上に何度でも情報発信できるように。初期投資は必要ですが、半永久的に利用できるため、広告を打つよりもランニングコストが安いと言えます。

VRツアーコンテンツなどでは、商品紹介のテキストや予約サイトのリンクなども一緒に埋め込めるため、高い集客力を発揮します。

バーチャルツアーで旅行前の下見もできる

VRを活用することで、自宅にいながら観光地を訪れたかのような体験を提供できます。例えば、旅行代理店や観光地が提供する360度映像のバーチャルツアーは、旅行計画中の利用者にリアルな情報を届けることが可能です。

訪問先や宿泊施設を具体的にイメージできるため、旅行先選びの大きな助けとなります。

文化財や歴史遺産のデジタル再現

歴史的建造物や文化財をVRで再現することで、観光客は現地の歴史や文化を深く体感できます。例えば、観光の名所や景観の美しい場所をVRコンテンツとして発信すれば、遠方の人々にも地域の魅力を効果的に伝えることが可能です。

遺跡の復元や修復が困難な場合でも、VRを用いることで当時の姿を再現し、観光体験を向上させる取り組みも増えています。

高齢者や障がい者へのバーチャル旅行

VRは移動が難しい高齢者や障がい者にとって、旅行体験の選択肢を広げる画期的な手段です。介護施設や病院では、VRを使って観光地を訪れるバーチャル旅行を提供するサービスが注目されています。

これにより、旅行のような楽しみを提供しつつ、コミュニケーションの活性化や生活の質の向上を目指す事例が増えています。

観光地のプロモーション

VRは、観光地のプロモーションツールとしても効果的です。例えば、地域の観光協会が360度映像で地元の魅力を発信することで、訪問前に具体的なイメージを提供できます。

訪問意欲を高めるだけでなく、季節を問わず観光地の価値を訴求することが可能です。

観光のVR事例

KDStudioの例

観光の事例を多く扱っているKDStudio。そのひとつとして提供したのが、埼玉県小鹿野町「古秩父湾」体験VRです。1500万年前の海中の様子を360°フルCGで制作しており、まるで海中散策をしながら案内ロボが解説をしてくれ、没入感を感じられます。

会社の特徴

KDStudioは、CGコンテンツ制作のノウハウを軸にVRやMR、プロジェクションマッピングなどさまざまなコンテンツ制作を提案できる会社です。+αの提案を強みとしています。

参照元:KDStudio公式HP(https://k-designstudio.jp/vrmr/)

KDStudioを詳しく見る

テレモアドットコムの例

テレモアドットコムの事例では、川崎町の観光VRを制作しています。自治体が観光促進のためにVRコンテンツの制作を依頼するケースも少なくなく、臨場感あふれるVRで現地の魅力を引き出せます。ドローン空撮にも対応しているため、高所もきれいに撮影することが可能です。

参照元:テレモアドットコム|VRコンテンツ制作(https://www.tele-more.com/topics/vr.html)

会社の特徴

株式会社テレモアドットコムは、映像コンテンツ・CM・番組制作を手掛ける会社です。企画から撮影、編集やCG合成などに至るまで一気通貫で対応しています。VRコンテンツ制作では、ドローン空撮に対応しており、360°画像を使用したVRツアーの制作も可能です。

テレモアドットコムを詳しく見る

ejeの例

ejeの事例では、360°ドローン空撮で岩国市錦帯橋のVRコンテンツを制作しています。12Kの高画質撮影により、桜並木と橋のキレイさを映し出しています。映像美を追求したVRコンテンツにより、観光意欲を高めることが可能です。

参照元:EjE|VR Creation(https://www.eje-c.com/vr-creation)

会社の特徴

株式会社eje(エジェ)は、VR制作・ポータルサービス・アプリケーション開発・プロダクト開発を手掛ける会社です。VRコンテンツの制作サービスでは、VR企画・撮影・ライブ配信・オーサリングに対応しています。20年以上の実績があり、運用目的に合わせた提案が可能です。

参照元:EjE|VR Creation(https://www.eje-c.com/vr-creation)

ejeを詳しく見る

宮澤印刷の事例

箕輪町は、紅葉の名所「もみじ湖」や自然豊かなながた自然公園をPRするため、VR動画・VRツアーの制作を依頼しました。ドローンと360°カメラで撮影したもみじ湖の紅葉は、VRゴーグルで臨場感たっぷりに体験できます。

会社の特徴

宮澤印刷は長野県に拠点を置く印刷会社で、地域密着型のサービスが特徴です。通常の印刷業務に加え、先端技術を活用したVRコンテンツ制作やデザイン開発も手掛けています。

参照元:宮澤印刷公式HP(https://miya-it.com/archives/miya_works/minowa-vr-tour/)

観光業界における課題とVR活用の今後

観光業界は新型コロナウイルスの影響や社会構造の変化を背景に、多くの課題に直面しています。移動や人との接触が制限される中、観光地や旅行関連企業は新たな価値を提供する手段を模索しています。その中で注目されているのが、VR技術の活用です。VRは、従来の観光の枠を超えた体験を提供し、課題解決の糸口となり得る技術として期待されています。

観光業界が直面する課題

VR活用による課題解決の可能性

VRは観光業界が直面する多くの課題を解決するポテンシャルを持っています。以下はその具体例です。

今後の展望と課題

VRの活用には大きな可能性がありますが、いくつかの課題も残されています。

まとめ

観光でVRコンテンツを取り入れると、付加価値を向上させたり、今までにない体験を提供できたりと、様々な楽しみ方を提案できるきっかけになります。

また、楽しみ方を伝える中で魅力を感じた層を集客できるため、観光地の活性化にも繋げられます。広告とは異なり、初期投資だけでVRコンテンツを使いまわせるため、コストパフォーマンスに優れているでしょう。

このサイトでは他にも、VRコンテンツの制作会社を調査し、VR活用の方法別にサービスを紹介しています。
制作会社をお探しの方は、ぜひ参考になさってください。

VR導入の目的別にVR制作会社を探す

VR導入の目的で選ぶ
導入実績のある制作会社3選
集客・PR
クロスデバイス
クロスデバイス_公式キャプチャ
引用元:クロスデバイス公式HP
https://www.idoga.jp/
数々のPR・販促で採用された
没入型実写VR空間
  • CMや展示会で様々なPR制作実績あり。景勝地・工場内の再現等、臨場感の高い実写VR制作を得意としています。
クロスデバイスが
提供したVR制作事例
プロジェクションVRで与那国島を再現

与那国島の迫力ある大自然をVRで再現。床や壁にもVR映像を投影する技術で人目を惹き、集客力を高めました。

施設見学者に向けたVR一斉配信

電力会社のPR施設で、普段は入れない原子力発電所内を再現したVR体験。見学者全員が同時に視聴できます。

社員教育
東芝システムテクノロジー
東芝システムテクノロジー_公式キャプチャ
引用元:東芝システムテクノロジー公式HP
https://www3.toshiba.co.jp/tst/solutions/vrmr/vr-training.htm
受講者の動作を検知し
評価まで可能な教育用VR
  • 受講者の視線・操作を検知する特許技術で、スキル評価を的確に、かつ遠隔で行えるトレーニングを制作できます。
東芝システムテクノロジーが
提供したVR制作事例
航空機の整備士訓練に活用

実際の音声や計器の動きを忠実に再現。リアルタイムで動作の評価が可能で、整備士自身が習熟度を確認しながら学習できます。

医薬品分析試験の試験員を育成

クロマトグラフィーや分光計など、分析試験の試験員研修に必要な環境や器材を再現しています。

医療リハビリ
mediVR
mediVR_公式キャプチャ
引用元:mediVR公式HP
https://www.medivr.jp/
全国99か所の医療機関・施設で
導入されたリハビリ補助VR
  • 手先の作業や歩行が困難な方向けのリハビリ補助VRを開発。全国の医療機関・施設で導入されています。
    ※2025年2月28日時点
mediVRが
提供したVR制作事例
パーキンソン病患者のリハビリ補助

仮想空間内で左右交互のリーチング運動を促します。脳から筋肉へと明確な運動指令が伝達されるよう開発されています。

圧迫骨患者の疼痛軽減に活用

オブジェクトに触れる度、視覚、聴覚、触覚刺激を得られる技術を採用。ゲーム感覚で正常な体位・体勢を取らせることができます。