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VRとARやMRとの違いは

VR・AR・MRの違いについて解説しています。各手法の活用事例も掲載しているので、現実に近い体験ができるコンテンツ制作を検討している方は必見です。

VRとは

VRとは、Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略称であり、仮想現実のことです。

実体験に近く、VRゴーグルの装着で安全な場所にいながら様々な体験が得られます。仮想現実の映像は360°見渡せ、現実のような体験ができます。ゴーグル装着で視界から現実の情報がシャットアウトされるため、没入体験が得られるのが特徴的です。

VRの活用事例

VRの活用事例としては、スポーツや職業体験といったシミュレーションや、教育現場や医療現場で使われる学習トレーニングなどが挙げられます。営業手法にも使われており、建物の外観・内観を映し出して内覧に用いたり、商品のサイズや情報を表示させたりと、様々なシーンで活用可能です。

完成前のものでも3DCGで表現できるほか、危険を伴う作業も安全に体験できるため、幅広い業種で活用できます。

ARとは

AR とは、Augmented Reality(アグメンティッド・リアリティ)の略称で、拡張現実のことです。VRが仮想現実なのに対し、ARは現実にバーチャルな視覚情報を加えます。

マーカー型・GPS型・空間認識型・物体認識型と4つのタイプがあり、マーカー型は画像や写真認識でARコンテンツが発動します。GPS型は位置情報と連動し、空間認識型は空間の認識で発動。物体認識型は立体物を認識して発動するARコンテンツです。

ARの活用事例

ARの活用事例としては、スマホのカメラ撮影機能にCG映像を重ねて表示させる方法などが挙げられます。

キャラクターと一緒に撮影したり、マップやテキストを表示させたりと、現実にバーチャルな視覚情報を加えてARを制作します。実際の部屋に家具を配置した時のシミュレーションや、顔写真に髪形やメイクといった視覚情報を加えたシミュレーションも可能です。

MRとは

MRとは、Mixed Reality (ミックスド・リアリティ)の略称で、複合現実のことです。現実と仮想世界をより密接に融合させる方法で、カメラ・センサー・位置情報といった情報を組み合せ、現実に映し出したバーチャルな情報を体感できるようにしています。

ARでは現実世界に映し出しても深い体験までは得られませんでしたが、MRはより深い体験を得られます。

MRの活用事例

MRの活用事例としては、ゲームや医療業界での活用が挙げられます。ゲームでは現実世界でキャラクターに近づくなどアクションを起こせるように。医療業界では、すい臓がんの手術などに取り入れられています。

確認しづらい病変も3DCGで投影できるため、立体的に位置を確認しながら手術を進められます。

それぞれどういった利用目的に合うか

VR・AR・MRは、目的に応じて使い分ける必要があります。それぞれできる範囲が異なるため、利用目的がある方は制作会社に相談し、自社に必要な技術はどれなのかを確認してみてください。

場合によっては、VR・ARを組み合わせたMRコンテンツを提案されるケースもあります。仮想現実と拡張現実、複合現実の違いを押さえたうえで、制作会社とコンテンツ内容をすり合わせましょう。

VR導入の目的で選ぶ
導入実績のある制作会社3選
集客・PR
クロスデバイス
クロスデバイス_公式キャプチャ
引用元:クロスデバイス公式HP
https://www.idoga.jp/
数々のPR・販促で採用された
没入型実写VR空間
  • CMや展示会で様々なPR制作実績あり。景勝地・工場内の再現等、臨場感の高い実写VR制作を得意としています。
クロスデバイスが
提供したVR制作事例
プロジェクションVRで与那国島を再現

与那国島の迫力ある大自然をVRで再現。床や壁にもVR映像を投影する技術で人目を惹き、集客力を高めました。

施設見学者に向けたVR一斉配信

電力会社のPR施設で、普段は入れない原子力発電所内を再現したVR体験。見学者全員が同時に視聴できます。

社員教育
東芝システムテクノロジー
東芝システムテクノロジー_公式キャプチャ
引用元:東芝システムテクノロジー公式HP
https://www3.toshiba.co.jp/tst/solutions/vrmr/vr-training.htm
受講者の動作を検知し
評価まで可能な教育用VR
  • 受講者の視線・操作を検知する特許技術で、スキル評価を的確に、かつ遠隔で行えるトレーニングを制作できます。
東芝システムテクノロジーが
提供したVR制作事例
航空機の整備士訓練に活用

実際の音声や計器の動きを忠実に再現。リアルタイムで動作の評価が可能で、整備士自身が習熟度を確認しながら学習できます。

医薬品分析試験の試験員を育成

クロマトグラフィーや分光計など、分析試験の試験員研修に必要な環境や器材を再現しています。

医療リハビリ
mediVR
mediVR_公式キャプチャ
引用元:mediVR公式HP
https://www.medivr.jp/
全国99か所の医療機関・施設で
導入されたリハビリ補助VR
  • 手先の作業や歩行が困難な方向けのリハビリ補助VRを開発。全国の医療機関・施設で導入されています。
    ※2025年2月28日時点
mediVRが
提供したVR制作事例
パーキンソン病患者のリハビリ補助

仮想空間内で左右交互のリーチング運動を促します。脳から筋肉へと明確な運動指令が伝達されるよう開発されています。

圧迫骨患者の疼痛軽減に活用

オブジェクトに触れる度、視覚、聴覚、触覚刺激を得られる技術を採用。ゲーム感覚で正常な体位・体勢を取らせることができます。